「文化ファッション大学院大学」の主な卒業生・出身者

 
 
学校法人文化学園による大学院組織。
 

  • 大学を卒業した人
  • 高校を卒業して服飾専門学校で学んだ人(文化服装学院など)

 
などを対象とする「大学院」という位置づけで、
主に高校卒業者を対象とする文化服装学院の系列校にあたる
「文化ファッション大学院大学」の主な卒業生・出身者を紹介。
 
 
2006年に創設されてからの歴史が浅めで、まだそんなに有名な出身者は多くないものの、近年、次々に有能な国際的デザイナーを輩出していて注目度が高まっている。
 
2003年に立ち上げられた、「文化ファッションビジネススクール」が前身。
 
 

丸龍文人

文化ファッション大学を2004年に卒業したのち、コムデギャルソンに入社し、「GANRYU」という社内ブランドのデザイナーとして活躍。独立後、「FUMITO GANRYU」を立ち上げてパリコレにデビュー。なお、2004年に同大学を卒業と公式的には記載されているが、正確には前身の「文化ファッションビジネススクール」卒業が正しいと思われる。

中井英一朗

゛文化服装学院を経て、現在のこの大学院にあたる組織を丸龍氏などと同じくタイミングで2004年に卒業したのち、ヨウジヤマモト入りしてパタンナーとして活躍。その後、渡英してアレキサンダー・マックイーンにて2代目デザイナーであるサラ・バートンのもとで修業を積む。帰国後、2014年に「ELZA WINKLER」を立ち上げて2018SSに東京コレクション初参加。

今崎契助

1983年生まれ。文化ファッション大学院大学を経てアパレル会社に就職。独立して「PLASTICTOKYO」を立ち上げ、2015年に東京コレクションデビュー。

森下慎介

大学を卒業してから、まず文化服装学院に進学。同校を経て今度は文化ファッション大学院大学で学んだ。2011年に大学院卒業のタイミングで「LAMARCK」を立ち上げて東京コレクションにデビュー。

小髙真理

2011年にこの大学院を卒業したのちニットデザイナーとして経験を積んで2014年に「malamute」創設。東京コレクションで活躍し、2021年秋には「東京ファッションアワード 2022」を受賞。

高橋悠介

東京都出身。建築家の親の影響を受けてデザインというものに興味をもちだし、大学を卒業したのち、文化ファッション大学院大学で服作りを学ぶ。在学中には「装苑賞」を受賞し、2010年にこの大学院を卒業するとイッセイミヤケのスタッフに。2013年から2019年までは、若くしてイッセイミヤケのメンズ部門のデザイナーとしてパリコレクションにて活躍。2021年秋には毎日ファッション大賞の新人賞を受賞。

山井梨沙(snow peak社長)

新潟県出身でスノーピーク創業家の娘として生まれる。文化ファッション大学院大学のファッションデザインコース第5期生。この大学院を卒業したのち実家とは関係ないアパレル会社での勤務を経てスノーピークの社員に。入社後、アパレル事業部を立ち上げ、社長に就任するまで社内デザイナーとして活躍した。2021年秋には梨沙さんが立ち上げたアパレル事業の躍進が評価され、スノーピーク社は毎日ファッション大賞にて「話題賞」を受賞。

大野陽平

愛知県出身。文化服装学院を経て文化ファッション大学院大学に進学。同大学院を修了後は英国留学。2014年末に帰国して「YOHEI OHNO」を設立し、東京コレクションにデビュー。2017年には「TOKYO FASHION AWARD 2017」を受賞している。

井上里英香

この大学院を経てヨウジヤマモトやオンワード樫山、さらにはジャーナルスタンダードなどを展開するベイクルーズ社でキャリアを積む。2015年に「RIEKA INOUE GNU」を創設し、2019年に東京コレクション初参加。

印致聖(Ihn Chisung)

韓国・ソウル生まれの男性デザイナー。外国籍の生徒も受け入れるこの大学院で学んだのち、2015年に「IHNN」というブランドを立ち上げて東京コレクションで活躍。2020年には世界を目指す東京ブランド向けの「TOKYO FASHION AWARD 2020」を受賞。

VIVIANO SUE

グラフィックデザインを学んだのち、この大学院に進み、服作りを学ぶ。修了後、2015年に「VIVIANO SUE」を立ち上げてデザイナーとして活躍。

土居哲也

文化服装学院のライバル的な東京モード学園を経て文化ファッション大学院大学に進学。同大学院を経て今度は山縣良太主宰の「ここのがっこう」にて、更なる勉強を積んだ。その後、「RequaL」を立ち上げて東京コレクションにデビューし、ロンドンコレクションにも参加。

中田優也

2011年に名古屋学芸大学を卒業したのち、この大学院に進み、2013年に主席で終了。そしてオンワード樫山の社員として支払く活動。2016年に独立して「POSTELEGANT」を立ち上げ、東京コレクションにデビュー。2019年には「TOKYO FASHION AWARD 2019」を受賞。

植木沙織

この大学院を経てファーストリテイリング社の「ユニクロ渋谷道玄坂店」なてVMDスタッフとして活躍。その後、2019年に「SREU」を立ち上げて東京コレクションにデビュー。

[その他] 茅野誉之(CHINOデザイナー)

この大学院が「文化ファッションビジネススクール」であった頃の出身者で、丸龍文人と同じく2004年春に卒業したのち、2007年にMOULD(のちのCHINO)というブランドを立ち上げた。2019年から東京コレクションのデザイナーとして活躍

 
 
 
 
 
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