杏はモデル時代にパリコレでLouis Vuittonのショーに出演している
TOP COATというワタナベエンターテインメント系の俳優事務所に所属する杏は、
2010年代に入って女優活動を本格化させてから、
NHK朝ドラに主演で出演するなど目覚ましい活躍を見せている。
そんな彼女は、もともとモデルをやっていた事は一般的によく知られているものの、どれだけすごいモデルであったのかはあまり知られていない傾向。
そんな彼女は実は本物の世界的モデルであった。
渡辺謙の娘として1986年に誕生した杏は
15歳の頃に芸能界デビューして集英社のファッション雑誌
「non-no」のモデルとして活躍しはじめた。
そんな中、身長約175cmという雑誌モデルとしては高すぎる身長の持ち主である彼女は、キャリアを重ねる毎に、世界的に活躍する事も可能な身長をいかして雑誌モデルではなくランウェイモデルとしてのキャリアをスタートさせる事に興味をもち始める。
そして、ファッションショーに強いモデル事務所に所属し、新たなキャリアをスタートさせた。
2005年秋に世界各地で開催された2006SSコレクションが
国際デビューシーズンとなったが、当時の世界のモデル界は
オーストラリアのジェマ・ワードに代表されるように
"ドールフェイス(doll face)"ブーム真っただ中で、
人形顔のモデルが世界のランウェイで大活躍していた。
そんな追い風もあり、ジェマ・ワードに通ずる
見事なドールフェイス系の杏はマーク・ジェイコブスなど
世界中のトップデザイナーから大きな注目を集める。
そして、2006SSシーズンの幕開けとなったNYコレクションにおいて
- マーク・ジェイコブス
- Marc by Marc Jacobs
- アナスイ
などに出演し、最高のデビューを飾る。
コレクションサーキットのフィナーレを飾るパリコレにおいては、
シャネルやクリスチャン・ディオールと並んで最高ランクに位置づけられる、
マーク・ジェイコブスが当時アーティスティック・ディレクターを務めていた
「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」
(当時のアーティスティック・ディレクターはマーク・ジェイコブス)
のショーにいきなり出演するという快挙を達成。
これにより、世界中でその存在を知られる事となった。
その後もNY最高ランクのブランドである
アナスイの広告モデルに起用されるなど世界中でショー・広告モデルとして活躍。
世界的モデルとして確かなキャリアを築き上げたのち、
2009年頃にランウェイモデルを卒業し、女優に転向した。
2000年代後半における活躍は当時のアジア系モデルトップクラスで、
世界中に彼女の事を知らないハイファッション業界関係者はいないと言われている。
パリコレ2006年春夏ルイヴィトンの公式的な映像
(杏さんの登場は9分過ぎ)
写真レポート
https://www.vogue.com/fashion-shows/spring-2006-ready-to-wear/louis-vuitton
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