HERMESだけでなくGUCCIにもグレース・ケリー関連品がある
バッグブランドとして世界最高峰に位置するフランスのHERMESには
- バーキン(Birkin)
- ケリー(Kelly)
という2つの定番商品(バッグ)があり、
この2枚看板の存在は、ファッションに詳しくない人の間でも
"高級バッグの王様"
としてよく知られている。
また、バーキンは英国人歌手のジェーン・バーキン、
ケリーはモナコ公国の王妃で元女優のグレース・ケリー、
が名前の由来になっている事も世界中でよく知られていると言われる。
そんなエルメスは
- 老舗ブランドである
- 馬具/皮革商品事業発祥である
という点で、イタリアのGUCCI(1921年創業)とよく比較されるが、
エルメスだけでなく、GUCCIにも実はグレース・ケリーに関連するものが存在する。
エルメスのケリーは、グレース・ケリー王妃が
モナコ公国の王子と婚約した頃、
妊娠していたお腹を大きなエルメスのバッグで隠すという動作をした。
その時の写真がもとになり、ケリーという通称になった。
(エルメス側が命名したわけではないと言われる)
一方、グッチの定番柄である
「フローラ」
というフラワーの柄は、名前に"ケリー"という呼称こそついていないが、
間違いなく、グレース・ケリーが関連する柄。
具体的には、モナコのレーニエ&ケリー夫妻がミラノを訪れ、
グッチの店に足を運んだ際、
グッチ2代目のロドルフォ・グッチが王妃に何かプレゼントをしたいと思い、
スカーフを贈る事を思い付き、
ヴィットリオ・アッコルネロというイラストレーターにデザインしてもらい、
完成させたもの。
ちなみに、ケリーより後の時代に誕生したエルメスのバーキンに関しては
ケリー誕生とは背景がまったく違う。
こちらに関しては、ある飛行機で偶然ジェーン・バーキンと
当時のエルメス社長に座っていた際、
バーキンがバッグの中の荷物を落としてしまったのを目撃し、
それを機に、彼女の意見を存分に取り入れながら最高のバッグを作り、
本人に了承を得て"バーキン"を名乗っている。
[参考文献]
グッチ・ジャパン公式FACEBOOK
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