創業デザイナーとして50年活躍したのはラルフローレンと川久保玲だけ(2019年時点)

 
 
服飾業界とは競争が激しい上に景気動向の影響も受けやすく、
ブランドの創業者が長く、その座に居座り続けるのが難しい世界。
 
また若い世代をターゲットにしたブランドであれば
若い感覚をずっと持ち続けていなければならず、
年齢的に限界を感じた創業者は若い後継者にバトンタッチをして
ブランドを離脱するような例が多く、長くても在任期間が30年前後に留まるのが大半。
 
そんな中、世界の中には50年(半世紀)に渡って
創業デザイナーの座に留まり続けてきた歴史をもつ人物が2019年時点で2人存在する。
 
 
 


 
 
 
その2人とは、
 

ラルフ・ローレン

1939年生まれ。アメリカ人男性。ユダヤ系の天才経営者で、20代後半だった1968年にラルフローレンを立ち上げ、2018年に在任のまま50周年を迎えた

川久保玲

1942年生まれ。日本人女性。ラルフローレン同様の天才経営者でデザイナーと言うよりも経営者・アーティストというイメシーが強い。1969年にコムデギャルソンを立ち上げて、2019年に50周年を迎えた。

 
の2人。
共通するのは、デザイナーとしての能力だけでなく
経営者としての能力が極めて高いところ。
また、20代後半という若い年齢でブランドをスタートしている。
 
 
 
ちなみに在任期間が長いものの50年には到達しなかった例としては

バレンティノ・ガラヴァーニ(VALENTINO創業者)

イタリア出身。1960年にバレンティノを立ち上げて2008年に引退。在任48年で50年には少し到達せず

ジャン=ポール・ゴルチエ

フランス人。1976年に自身のブランドを立ち上げる。2010年代半ばにまずプレタポルテから引退し、2020年にはオートクチュール部門からも引退。在任44年

イヴ・サンローラン

1961年に自身のブランドを立ち上げ、2002年まで活躍。2002年に引退まで約40年在任

カルバン・クライン(Calvin Klein創業者)

1969年に自身のブランドを立ち上げ、2002年に引退。在任33年

高田賢三(KENZO創業者)

1970年にKENZOを立ち上げ、約30年が経過した1999年開催の2000SSシーズンをもって引退。在任約30年

三宅一生(ISSEY MIYAKE創業者)

1970年代前半にブランドを立ち上げてパリコレ進出。1993年にメンズを滝沢直己に託し、1999年にはレディース分野からも引退。在任約25年

 
なお、創業者ではない例も含めると、FENDIにおいてカール・ラガーフェルドは1965年から2019年に亡くなるまで50年以上に渡ってディレクターに君臨し続けてきた。ただし、彼は創業者ではない。
 
 
 
今後、50周年を達成しそうなのは、

  • 山本耀司(Yohji Yamamoto)
  • ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)・・・・・1975年設立
  • コシノジュンコ(JUNKO KOSHINO)・・・・・1975年設立
  • マイケルコース(Michael Kors)・・・・・1981年設立
  • 島田順子(JUNKO SHIMADA)・・・・・1981年設立

など。
 
セレクトショップ系も含めると、
1976年から家業のBEAMSを率いてきた設楽洋氏も達成の可能性あり。
 
 
[注記]
YUKI TORII INTERNATIONALの鳥居ユキさんは、
1975年からパリコレに参加しているもののブラント立ち上げ年度に関する公式情報がなし。
ただ1962年から、当時のブランド名は不明ながらずっとコレクション発表という行為を行っているという意味では既に50年を達成しているとも考えられる。
(WWD側としては2008年にパリコレから引退した時点で第一線から身をひいたとみなし、"50周年"の対象から外している可能性あり)
 
 

 

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7月22日号の「WWDジャパン」は、川久保玲のロングインタビューを見開き4ページにわたって掲載。彼女が「コム デ ギャルソン」を立ち上げたのは、1969年のこと。 設立から50年を迎え、川久保玲はこれまでラルフ・ローレン(Ralph Lauren)のみだった半世紀を超えて活躍する創業デザイナーという偉業を成し遂げた。彼女はその事実を大して気にしていないと言うが、紛れもなく“唯一無二の存在”と称するにふさわしい人物だ。 「コム デ ギャルソン」のショーでは驚くべき作品やクリエイションの源泉を目の当たりにするが、一方で川久保は仕事の過程を「日々の作業」と語り、労働者のような文脈で捉えている。その理由とは? インタビューの全文は「WWDジャパン」7月22日号に掲載しています。この号の紙版・電子版の購読・購入はストーリーのハイライト「最新号」から🔗 PHOTO:LEXIE MORELAND #wwdjapan #COMMEdesGARGONS #COMMEdesGARÇONS #ReiKawakubo #CDG #commedesgarconsplay #commedesgarconshommeplus #commedesgarconsshirt #comme #doverstreetmarket #AdrianJoffe #DSM #DSMG #川久保玲 #コムデギャルソン #ギャルソン #ドーバーストリートマーケット

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