世界には10代でパリコレデビューしたデザイナーも存在する
世界の大半のデザイナーは20歳前後の時期に
世界各地の服飾・アート系専門学校/大学で服作りを学び、
20代の時期は外部ブランドで修業を積み、
30代・40代あたりで自らのブランドを通じて
パリコレクションやミラノコレクションといったトップコレクションイベントにデビューする傾向。
そういった流れがあるため、1957年にクリスチャン・ディオール氏が急死したのち、
弟子で高い期待をかけられてきたイヴ・サンローランが
21歳という若さでディオールの2代目デザイナーに就任し、
パリオートクチュール界で活躍するようになったという事実は、
伝説的なエピソードとして捉えられている。
しかし、世界の中には20代前半の時期よりもさらに若く、
10代後半という驚異の若さでパリコレデビューを果たした早熟の天才も存在という話。
その人物とは、学生であった10代半ばだった2014年に
「AFTERHOMEWORK」というファッションを立ち上げた
ピエール・カツマレクというパリ出身の男性デザイナー。
天才デザイナーの彼は専門教育を受ける事なく
瞬く間にデザイナーとして成長して、2008年にはフランス系の世界的な若手デザイナーコンテストにノミネートされるまでになる。
その実績を背景として2018年、
1999年生まれの彼は18歳もしくは19歳という若さでパリコレのプレタポルテ部門にデビュー。
その後、
- カール・ラガーフェルド
- 二コラ・ジェスキエール
- 川久保玲
- 山本耀司
などの大御所と共にパリコレのトップデザイナーとして活躍するようになる。
フランス人でパリを拠点としていた事が
10代でのパリコレデビューに関して大きな追い風となった事は確かながら
サンローラン氏より若い年代の少年/若者がパリコレで活躍するようになった事はデビュー時に世界中の関係者を驚愕させた。
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