広瀬香美の大ヒット曲「ロマンスの神様」はアルペン・水野泰三氏の尽力により誕生した

 
 
広瀬香美さんと言えば、"冬の女王"などと称される
日本を代表するシンガーソングライターで、
デビューしてから数々のヒット曲を生み出してきた。
 
10代の頃から作曲してきたストックを武器に
新人の頃から注目を集め、1992年12月にリリースされたデビュー曲、
「愛があれば大丈夫」
は「病は気から~病院へ行こう2」という薬師丸ひろ子主演ドラマのテーマソングとなり、スマッシュヒットを記録。
 
しかし続く1993年5月リリースのセカンドシングル
「二人のbirthday」はまったくヒットせず、
当時(1993年)は空前のバブル崩壊で日本経済が大不況だった中、
一転してキャリア継続の危機に立たされていた。
 
 
しかし、そんな彼女に天使が現れる。
 
 


 
 
広瀬氏の天使となったのは、
1972年に株式会社アルペンを創業したのち、
圧倒的な経営能力・行動力で同社を国内最大級の
スポーツ用品/アパレル系企業へと育て上げた、水野泰三氏。
 
広瀬香美氏がキャリアの危機に立たされていた頃、
同様にアルペン社もスキーブームが去っただけでなく
日本経済のバブル崩壊もあって金欠状態であった。
 
 
会社の経営が不振であった中、TVCMを通じて
会社の知名度・イメージを上げていく事を思いついたが、
ビッグアーティストにCMソングを書いてもらうほどのお金はない状態。
 
そんな中、当時無名でCMソング制作の依頼にも
ほとんどお金がかからない状態だった若手シンガーソングライター、
広瀬香美氏に目を付ける。
 
 


 
 
 
水野氏のインタビュー発言によると、
2ndシングルがまったく売れなかった事などにより
レコード会社も所属事務所も3rdシングル制作/発売を躊躇していたが、
水野氏は

  • レコード会社
  • 所属事務所

と共に彼女を再び売り出すためのお金を出し、
3rdシングルが制作される事に
(水野氏がお金を出さなかったら、まったく売れなかった2ndシングルを最後にキャリアが終わっていた可能性もあり)
 
 
そんな中、キャリアの危機の中で広瀬氏が完成させた
「ロマンスの神様」
というキャッチーなアルペンCMソングは
1993年12月1日にリリースされると年をまたいで空前のロングヒットを記録し、累計約170万枚というメガヒットを記録。
 
そして、この作品のメガヒットにより、
キャリア継続の危機を迎えていた広瀬氏は見事にその危機を乗り越え、
翌シーズン以降もアルペンのCMソングとして
 

  • ゲレンデがとけるほど恋したい
  • DEAR...again
  • 真冬の帰り道
  • ストロボ
  • promiss

 
といった大ヒット曲を生み出し、
アルペンのおかげで
"冬のアーティストと言えば広瀬香美"
と世間で言われるほどのビッグアーティストにまで成長。
 
 


 
 
そんな彼女は恩人である水野氏と長い親交があり、
水野泰三氏と大の仲良しのアーティストとして世間的にも有名である。
 
 

 

 
 
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