アントワープ王立芸術アカデミーが創立200周年を迎えた頃、日本はまだ江戸時代だった
ロンドンのセントマーチンズ、NYのパーソンズと並び、
ベルギーの「アントワープ王立芸術アカデミー」は、
"世界3大服飾専門学校(教育機関)"として日本でも有名。
そして、BIG3の中でも特に歴史が古い事で知られるが、
では一体西暦何年頃に設立されたか、という点には知らない若い世代も多いと言われる。
では一体いつ頃設立されたのか?
設立された頃、日本は一体どんな時代だったのか?という話。
設立されたのは17世紀後半にあたる1663年。
1763年に創立100周年、
1863年に創立200周年、
1963年に創立300周年、
2013年には創立350周年を迎えた。
1663年の日本
では、まず創立された1663年は日本でいうとどんな時期かというと、
250年以上続いた江戸時代全体の中では初期にあたる時期。
そして、
- 徳川家康 在位1603年‐1605年
- 徳川秀忠 在位1605年 - 1623年
- 徳川家光 在位1623年 - 1651年
に続いて、
徳川家綱(家光の長男)が徳川4代目将軍として日本を統治していた時期。
そんな、まだ日本に洋装が広まる遥か昔に設立された。
1763年の日本(創立100周年の時期)
アントワープ王立芸術アカデミー創立100周年イヤーにあたる
1763年でも日本はまだ江戸時代。
この頃は徳川10代目将軍の徳川家治(在位1760-1783年)が日本を統治していた。
1863年の日本(創立200周年の時期)
アントワープ王立芸術アカデミーが200周年を迎えた頃、
まだ日本は江戸時代であった。
(末期にあたる時期)
具体的には最後の将軍としては有名な徳川慶喜(在位1866-1868)の
一つ前にあたる14代目の徳川家茂(在位1858-1866)が統治していた時期。
1963年の日本(創立300周年)
1863年から1963年の日本は激動の時期にあたり、
第二次世界大戦後のGHQによる日本統治や
戦勝国であるアメリカの文化がどんどん入ってきて、
1950年代には一気に文化の西洋化が進む。
1960年代に入ると高度経済成長期に突入し、
VANというブランドが大流行するなど、さらに西洋化は進んだ。
そんな時期に300周年を迎えた。
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