かつてBEAMSはHONDAと組んでモータースポーツ活動をしていた
1980年代後半の日本はまさにバブル絶頂期。
2020年代を生きる人々の間にとっては想像がつかないほど
「金余り」の状態の中、たくさんの日本企業が
2輪/4輪のモータースポーツにスポンサーなどととして参加し、
特に4輪の最高峰・F1は活動資金面を日本企業に依存している状態だった。
そんな中、セレクトショップ大手のBEAMSも
実は2輪モータースポーツ活動を行っていたという話。
BEAMSがパートナーとしていたのは、
当時F1の世界で栄華を極めていた世界の「HONDA」。
では一体どんな活動をしていたのかというと、
まずカテゴリ的には4輪ではなく2輪(バイク)。
設楽洋氏も深くかかわっており、
1989年には国内2輪モータースポーツの最高峰レースとして有名な
「鈴鹿8耐(鈴鹿8時間耐久レース)」にBEAMS HONDAとして出場し、
その年には初参加ながら初優勝という快挙を達成。
ただし、このモータースポーツ活動は会社の歴史に大きな影響を与える。
どういうことかというと、
BEAMS HONDAがあの鈴鹿8耐で優勝した直後、
トップの設楽洋氏などが本業とはかけ離れたモータースポーツ活動に熱中するなど、
当時の経営方針に疑問をもつようになったオリジナルスタッフ、
重松理氏が辞表を提出するという事態が起こる。
直後に重松氏は大手メーカーのワールド社の力を借りて
「ユナイテッドアローズ」という新たなセレクトショップチェーンを起業。
そして設楽氏率いるBEAMSと
重松氏率いるUNIRTED ARROWSはガチガチのライバルとなった。
[サイト全体のメニュー]
[データ系]
[データ系(学校/ブランドOB・OG]
(人気コンテンツ)
[コラム系]
[話題の人物・渋沢栄一関連]
[1分で学べる人物伝]
意外と知られていない偉人の生涯を
手短に内容濃く、トリビア入りでご紹介