パリコレのショーは一般人が観覧できるケースが増えてきている

 
 
 
東京ガールズコレクションや神戸コレクションといった
日本独自のイベント系ショーは一般消費者を対象としている。
 
一方で、パリコレやミラコレは、
デザイナー側が関係者を同じ時間帯に呼び、
一人一人に対して作品を見せるのではなく、
多数の関係者に対して同時に新作を見せるというアイデアから
進化してきたもので、基本的には業界関係者がターゲット。
 
 
具体的には

  • ファッション誌のエディター
  • セレトクショップ(卸先)のバイヤー
  • 有力なファッションジャーナリスト
  • ファッションリーダーとしての価値が高いモデル

などが主なゲスト。
 
一般人の中でショーを観覧できるのは
店において毎シーズン大量に商品を購入してくれるような
一部の上位顧客(富裕層)だけであった。
 
 
古いしきたりを守り続けている
パリコレのオートクチュール(仕立服)部門に関しては、
その傾向は今でもそんなに変わらない。
 
 
一方、幅広い所得層を対象とする大衆向けの
プレタポルテ(既製服)部門に関しては多様化が進んでいる。
 
そんな中、わずかに存在してきた一般客の観覧をいずかに公募するショー
(現地での応募方法などは独自に調べてください)
の他にも、一般客が観覧できるショーが少しずつ増えてきている。
 
 


 
 
プレタポルテにおける多様化が進む中、
近年のパリコレではストリート系のテイストを半分持つ
「ストリートクチュール」
という分野に該当するブランド群が台頭。
(ストリート寄りのブランドのデザイナーは反骨心が強い傾向で、
既存の伝統に対抗しよう・伝統を変えよう、といった思想をもつ人が多い)
 
 
そういったブランドは、
プロのモデルを使うだけでなくストリートキャスティングで
一般人やアマチュアモデルをパリコレのランウェイに登場させてしまう事もしばしば。
 
ショーのロケーションに関しても
閉じられた空間で開催されるオートクチュールのショーに対抗するように、
一般人を部外者として差別する事なく、
幅広い人々に対してショーを開放するため、
オープンな場所で誰でも気軽に観覧できるショーを開催する例が少しずつ増えている
 
特にストリートクチュール系の代表格である
「KOCHE」のクリステル・コシェール(1978年生まれ)は
ショーを一般客に対して開放していく事を重要視しており、
2016年秋に東京コレクションにゲスト参加した際は、
原宿の「とんちゃん通り」でアマチュアモデルも起用した
ゲリラショーを開催し、多くの一般客が世界的デザイナーの
ショーを観覧する機会に恵まれた。
 
 
 


 
 
ハイファッションの世界ではあらゆる部分が
「多様化」が進んでおり、
これからも一般客が観覧できるショーは少しずつ増えていくだろうとみられている。
 
 
 
【追記】
パリコレ期間内に一般の人がパリに行く場合は、
ストリート寄りのブランドの公式SNSあたりをこまめにチェックしていると
誰でも観覧できるショーを現地で見つけられる可能性あり。
(ショー開催場所は直前まで明かされない傾向)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
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