ブランド名に「茶道」が付くパリコレ/NYコレクション参加ブランドがある
日本文化を愛するデザイナーは世界中にたくさん存在。
その中でも、並々ならぬ日本文化好きで、
ブランド名に「茶道」をつけてしまったアメリカのデザイナーが存在するという話。
そのデザイナーとは、パリコレやNYコレクションで活躍してきた
アメリカ人大物デザイナーのラルフ・ルッチ(Ralph Rucci)。
日本好きな彼は1980年にNYのFITを卒業したのち、
1981年に「ラルフ・ルッチ」を立ち上げてデザイナーとしての活動をスタート。
その後、1994年には日本の茶道(さどう)にちなんだ
プレタポルテ/既製服ブランド
「CHADO(チャド) Ralph Rucci」
をスタートさせてギアを入れ、1999年からNYコレクションに参加。
(同時期に会社名もCHADO RALPH RUCCIに改称)
2002年からはフランスとは敵対するアメリカ人デザイナーながら
パリコレ主催団体側からゲストメンバーとして認められ、
- カール・ラガーフェルド(CHANEL)
- ヴァレンティノ・ガラヴァーニ
- ジョン・ガリアーノ(Dior)
などと共に、パリコレのオートクチュール部門に参加。
それによって世界的デザイナーの仲間入りを果たした。
その後、しばらくパリコレ参加は休止となるが、
2020年前後から今度は「Ralph Rucci」というブランド名にて
再びパリコレのオートクチュール部門に参加するようになり、
名声を高めている。
なお、茶道とは「さどう」と読むのに
彼はブランド名にSADOではくCHADOをつけており、
これは日本人からするとある意味大きなミスであるが、
- 茶道という文化/精神に対する興味だけが強くあるのか?(茶道はしていない)
- プライベートで本当に茶道を愛しているのか?
その辺りは明らかになっていない。
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