「REGAL(リーガル)」は渋沢栄一と深い関係がある靴ブランド
新1万円札の肖像画に描かれる人物として注目度急上昇中の偉人・渋沢栄一。
養蚕業・染色関連業に関わる事業を営む家系のもとに生まれた彼は生前、
明治・大正時代の日本において
たくさんの会社の設立・経営にかかわってきたが、
紡績関連や皮革(レザー)関連、
つまり繊維・アパレル系の企業にもかかわってきた歴史をもつ。
具体的に自身が特定の服飾/皮革系ブランドの立ち上げに
関わっているということはないが、
一つだけ渋沢との縁が深い服飾/皮革系ブランドが存在する。
それは、アメリカにおいて19世紀後半に創設された紳士靴系ブランドの「REGAL」。
現在、このブランドはアメリカのオリジナル運営会社から
日本の(株)リーガルコーポレーションが1990年に商標権を取得した事により
日本の靴ブランド扱いとなっている。
リーガルコーポレーションHPの会社沿革をもとに
この会社の歴史を紐解いてみると、
この会社のもともとの会社名は日本製靴(株)。
その日本製靴株式会社は1902年に立ち上げられた組織で、
渋沢栄一はこの日本製靴(株)自体の経営にはかかっていない。
しかし、この日本製靴社とは、
- 合名会社大倉組皮革製造所
- 合資会社桜組
- 福島合名会社(今宮支店)
- 東京製皮合資会社
という4つの会社の製靴部門が統合されて設立された歴史をもつ会社。
そのうち渋沢栄一は
合資会社桜組に対して"出資"という形で関わっている。
また、
福島合名会社の今宮支店に関しても
前身である1887年創業の日本熟皮会社(1892年に熟皮株式会社へと商号変更)
に関して
- 設立出願(=日本熟皮会社)
- 相談役(=日本熟皮会社)
- 株主(=熟皮株式会社)
として関わっている。
つまり日本製靴(のちのリーガルコーポレーション)の前身4組織のうち、2つが渋沢関連会社という事。
そんな日本製靴社は1961年にアメリカにてREGALブランドを立ち上げた
ブラウン社(現社名=クラウン社)と業務提携して
日本におけるREGALブランドシューズの生産と販売を開始。
1990年にはブラウン社から「REGAL」ブランドの商標権を取得して
このブランドの自社ブランドにすると共に
同年秋には商号を
日本製靴株式会社から株式会社リーガルコーポレーションへと変更。
レザー(皮革)シューズ中心のREGALは
日本のブランドとなってからもどんどん発展を続け、国民的な総合靴ブランドに。
展開元であるリーガルコーポレーション(旧=日本製靴)は
2020年時点で約300億円の年商を誇る会社へと成長。
そんなREGALブランドが実は渋沢栄一関連ブランドである事は
2021年時点ではまだ国民の間であまり知られていないと言われる。
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